スポーツでも勉強でも、長いこと続けていれば適当にやっていても少しは上達する。 しかし競馬にそれは当てはまらない。例年金杯から有馬記念まで毎週のように馬券を買っている「予想のベテラン」が、必ずしも「巧い予想」をしているとは限らない。 予想のベテランは予想のパターンを数多く持っていて、それらは過去のレースから積み重ねた経験値と、ひとまずは言える。 が、そのパターンがそもそも間違っている可能性は無いだろうか? パターンは固定観念であり、とかくベテランは恣意的な予想になりがちである。 本書では競馬の基本に立ち返り、ベテラン馬券師が持っている固定観念を見直していただくために書いたものである。
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河辺 ひろし 著
四六版